重大なコンプライアンス違反を犯して活動休止を発表した国分太一さん。
山口達也さんに続く二人目の不祥事となってしまったTOKIO。
ここでは山口達也さんの時の不祥事の時の状況と今回の国分太一さんの状況とを比較した上で各メンバー(城嶋・松岡・長瀬)の反応についても詳しく解説していきます。
・山口達也さんと国分太一さんの不祥事の違い
・城島茂さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの反応の違い
・TOKIOメンバーの心境の変化
・二度の不祥事がTOKIOに与えた影響
山口達也さんの不祥事と国分太一さんの不祥事の比較
では山口達也さんと国分太一さんの不祥事について詳しく比較していきましょう。

山口達也さんの不祥事概要
2018年4月、山口達也さんは未成年者に対する強制わいせつ容疑で書類送検されました。
この事件は社会に大きな衝撃を与え、山口さんは謝罪会見を開きましたが「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と甘い発言を繰り返し
世間から激しいバッシングを受けることになりました。
結果として山口さんはTOKIOを脱退し、所属事務所も退所することになります。
国分太一さんの不祥事概要
2025年6月20日、日本テレビは国分太一さんにコンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、レギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の降板を発表しました。
具体的な内容については「プライバシー保護」を理由に明かされていませんが、関係者によると女性スタッフに対するセクハラやパワハラに該当する行為があったとされています。
【国分太一コメント】
「この度の件に関しまして、関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。改めて、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。」
城島茂さんの反応の違い
次に、TOKIOのリーダーである城島茂さんの反応について見ていきましょう。

山口達也さん事件時の城島茂さんの反応
山口さんの事件発覚後に開かれた4人の謝罪会見で、城島さんは複雑な心境を露わにしました。
「甘いことを言った彼を見て、さすがに信じられなかった」と目を見開いて顔を歪めた表情には、それまで見たことがない山口さんの姿への驚きが滲んでいました。
「辞めてくれ、と言えない私たちがいた」と苦渋の表情で心中を吐露し
「たぶん今これ、山口が見てる」と話す時は5人での活動を思い出したのか声も表情も穏やかでしたが
すぐに眉間にシワを寄せて「この先どうするのか、まだ答えは出ていません」と視線を会場に走らせました。
国分太一さん事件時の城島茂さんの反応
国分さんの件については、城島さんは株式会社TOKIOの代表取締役として公式サイトに謝罪文を掲載しました。
「この度、弊社所属タレントの国分太一においてコンプライアンス違反が判明いたしましたため、本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限での活動を休止することといたしました」
と冷静な文面で説明しています。
山口さんの時の感情的な会見とは対照的に、今回は経営者としての立場から事務的な対応に徹している印象です。
しかし、これは城島さんの立場が大きく変わったことが影響している可能性があります。
2018年当時はただのグループメンバーでしたが、現在は株式会社TOKIOの代表取締役として、より慎重で責任ある対応が求められる立場にあります。
そのため、個人的な感情よりも会社の代表としての公式見解を優先せざるを得ない状況にあると考えられ、城島さんの本当の心境は今後の発言を待つ必要があります。
松岡昌宏さんの反応の違い
続いて松岡昌宏さんの反応について詳しく紹介していきます。
山口達也さん事件時の松岡昌宏さんの反応
松岡さんは4人の中で最も強硬な態度を示しました。
事件が発覚して警察の取り調べが始まった後もメンバーに伝えず、仕事も続けていたことについて
「なぜすぐに連絡をくれなかったのか」「どういう気持ちでテレビに出ていたのか」
と前のめりで訴え、「自分にはそのメンタルはないです」と唇を震わせて断言しました。
山口さんの会見については「甘ったれたあの意見はどこから出ているのか」と完全否定し、首を横に振りました。
「甘えの根源がどこにあるのか」「甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは1日も早くなくしたほうがいい」
と真っ赤に充血した目で前を睨んで歯を食いしばり、涙をこらえようと顎を上げながら話していました。
国分太一さん事件時の松岡昌宏さんの反応
松岡さんはパーソナリティを務めるラジオ番組「松岡昌宏の彩り埼先端」で国分さんの名前を挙げましたが
この番組は事前収録とみられており、国分さんの不祥事が発覚する前に収録されたものと考えられます。
「国分さんがよく言うんだけど、お前は戦友だってオレに言うんだけど、その言葉を借りるんだったら、そうだな板谷も戦友だな、オレの中では」
と、国分さんからの言葉を思い出しながら語っています。
また、リスナーからの質問に答える中で「誰がたくさん出てくる?月並みになっちゃうかもしれないけど、やっぱメンバー出てくるね。面白いよね。城島、山口、国分、長瀬、出てきますね」
と、元所属の2人も含めたTOKIOメンバーの名前を自然に挙げていました。
ただし、これは騒動発覚前の収録であるため、松岡さんの本当の心境や今後のコメントはまだ明らかになっていません。
松岡さんはTOKIOメンバーの中でも特に人格者として知られており、だからこそ山口さんの件では「甘えの根源」という辛辣な言葉を投げかけました。
その松岡さんが国分さんの件についてどのような思いを抱いているのかは想像に難くありません。
しかし、現在は株式会社TOKIOの取締役という立場にあり、また国分さんとは長年の戦友でもあることから、軽々しく発言することは難しい状況にあると考えられます。
山口さんの時のような激しい反応を示すのか、それとも立場を考慮した慎重な対応を取るのか、今後の発言に大きな注目が集まります。
長瀬智也さんの反応と意味深な投稿
それでは長瀬智也さんの反応について見ていきましょう。
山口達也さん事件時の長瀬智也さんの反応
長瀬さんは感情がエスカレートしていく松岡さんとは対照的に、最初から最後まで淡々としていました。
言葉は厳しいものの、感情を呑み込むように低い声で一語一語ゆっくりと会場中に視線を送りながら話していました。
左肘を曲げ手の甲を背中に当てて自分を落ち着かせようとする仕草もありましたが、それでも時折身体は左右に揺れていました。
山口さんの会見については「しっかり拝見しました」と言い、「やはりお酒のせいにしてしまった」と目をつぶって首を傾げ、「彼の甘さがにじみ出ていたような気がします」と視線を落としました。
目をつぶったのは、そんな姿を見たくないという気持ちの表れだったのでしょう。
質疑応答でも長瀬さんのコメントは短く、辞表を見た時は「23年以上一緒にやってますから、やってましたから」と過去形に言い直し
「いろんなことが頭をよぎりました」とすでに5人での活動は諦めているように見えました。
事件発覚後に仕事のために海外へ向かう必要があった長瀬さんは、情報番組でコメントしている城島さんや国分さんを見て「隣にいれないことが苦しくなりました」と口を一文字に結んでいました。
バンド活動について聞かれると「彼(山口さん)が演奏する音がないと全く形にならない」と言うものの、「これからのことは4人でまたゆっくりと考えながら、話し合いながら」
と4人での今後を見据えた発言をしました。だがこの時、彼はTOKIOというグループの一員でいる意味を見失ったのかもしれません。
一貫して山口さん本人よりも、グループの他のメンバーや被害者やその家族らの気持ちに配慮する様子を崩さなかった長瀬さん。謝罪の時も誰よりも長く深く頭を下げていました。
国分太一さん事件時の長瀬智也さんの反応
長瀬さんは2021年にTOKIOを脱退し、現在は「表現者」として活動しています。
国分さんの活動休止が発表された翌日の6月21日、長瀬さんはインスタグラムのストーリーズで意味深な投稿をしました。
バイクレースの告知と共に「ヤラセだらけの世界に疲れたらレースをおすすめします。ヤラセだらけの世界に戻れなくなります。ご注意ください。ナガセ」と記しています。
この「ヤラセだらけの世界」という表現は、芸能界を離れた立場からの率直な思いとも受け取れます。
バイクレースという実力勝負の世界への没頭を通して、新たな生き方を模索する姿勢が伺える内容となっています。
山口達也さんの現在の反応
次に、多くの方が気になる山口達也さんの現在について見ていきましょう。
山口達也さんの講演会での反応
国分さんの活動休止が発表された翌日の6月21日、山口達也さんは長野県で講演会を行いました。
約500人の前で「人生をあきらめない」というテーマで講演し、70分の予定が10分ほどオーバーしました。
観客との触れ合いの中でリーダー・城島茂さんの話が出ましたが、「今日はあんまりTOKIOのメンバーの話はできないんだった」と話すにとどめ、国分さんの件については直接的な言及を避けました。
現在の山口さんは自身の経験を踏まえたアルコール依存症者向けの講演活動や危機管理セミナーを行っており、昨年11月には一般女性との再婚も発表しています。
各メンバーの今後の本音に注目
現在のところ、国分太一さんの不祥事について各メンバーから詳細なコメントは出ていません。
城島茂さんは経営者として事務的な対応に留まっており、松岡昌宏さんのラジオでの発言は騒動発覚前の収録によるものです。
国分さん本人も具体的な事件の詳細については「プライバシー保護」を理由に明かされておらず、今後より詳しい説明がなされる可能性があります。
山口さんの件では、事件発覚後すぐに激しい感情的な反応を示したメンバーたちでしたが、今回は時間をかけて慎重に対応している印象があります。
そのため、今後各メンバーから出てくる本当の意味でのコメントや心境の変化には大きな注目が集まっています。
特に松岡さんが7年前のような強硬な姿勢を示すのか、それとも違った対応を取るのかは、TOKIO今後の方向性を占う重要なポイントとなるでしょう。
2018年当時の各メンバーの温度差
感情的な温度差は4人の中に明らかに存在していました。
山口さんの事件当時、最も寛容だったのが国分さんでした。
「山口を見捨てることはできません」と明言し、「手を差し伸べてしまいそうになることもあります。それはいけないんだとわかっていますが……」とくぐもった声で話していました。
一方、松岡さんは最も厳しい態度を示し、長瀬さんは淡々とした反応、城島さんは複雑な心境を露わにしていました。
現在の状況での変化と今後への注目点
国分さんが当事者となった現在、各メンバーの反応には注意深い変化が見られますが、これには立場の大きな変化が影響しています。
【城嶋】
(2018年当時)
・一メンバーとして感情的な反応を示すことが可能
(現在)
・株式会社TOKIOの代表取締役として重責を担う
・会社の代表として冷静で責任ある対応が求められる立場
・個人的な感情を表に出すことは難しい
・事務的な対応に徹している可能性
【松岡】
(2018年当時)
山口さんに対して辛らつな言葉(心からの本音)
「甘えの根源が僕らTOKIOなら、そんなTOKIOは1日も早くなくした方がいい」
(現在)
・株式会社TOKIOの取締役としての立場
・メンバー随一の人格者として内心思うところはあると思われる
・軽々しく発言できる状況ではない
興味深いのは、7年前に松岡さんが山口さんに向けた「甘えの根源」という言葉が、今回の国分さんの件にも当てはまるような状況になっていることです。
また、各メンバーの現在の立場も2018年当時とは大きく変わっているため、同じような反応を期待することは難しいでしょう。
国分太一と山口達也との状況比較とメンバーの反応まとめ
ここまで国分太一さんと山口達也さんの不祥事について詳しく紹介してきました。
記事内容について一覧にまとめてみましたのでご覧ください。
【事件概略】
(山口達也)
・発生時期:2018年4月
・内容:未成年者への強制わいせつ容疑
・結果:TOKIO脱退、所属事務所退所
・現在:講演活動、再婚
(国分太一)
・発生時期:2025年6月
・内容:コンプライアンス違反(セクハラ・パワハラ疑惑)
・結果:無期限活動休止
・現在:活動自粛中
【各メンバーの反応の変化と現状】
(城島茂)
<2018年当時>
・一メンバーとして感情的な会見
<現在>
・代表取締役として事務的対応(立場上の制約)
(松岡昌宏)
<2018年当時>
・人格者として激しい怒り
<現在>
・取締役かつ戦友として発言の難しさ(騒動発覚前収録での自然な言及のみ)
(長瀬智也)
<2018年当時>
淡々とした反応
<現在>
芸能界を離れた立場からの疑問視を示唆
(国分太一)
<2018年当時>
山口さんに寛容
<現在>
当事者として謝罪(詳細は未公表)
(山口達也)
<2018年当時>
当事者として謝罪
<現在>
特に言及無し
7年の時を経て、TOKIOは再び大きな試練に直面していますが、今回は各メンバーの立場が大きく変わっていることが大きな違いです。
2018年当時は一メンバーとして感情を率直に表現できた城島さんと松岡さんも、現在は会社の経営陣という立場にあり、個人的な感情よりも組織としての対応が求められています。
特に松岡さんは、メンバー随一の人格者として山口さんに厳しい言葉を投げかけた過去があるだけに、国分さんの件についても内心では複雑な思いを抱いている可能性があります。
しかし、取締役という立場と長年の友情を考慮すると、簡単に発言できない状況にあることは想像に難くありません。
ただし、現在出ているのは表向きのコメントに留まっており、国分さん本人からの詳細な説明や、各メンバーからの本格的なコメントはこれからの可能性が高いでしょう。
特に松岡さんの今後の発言や、城島さんが経営者としてだけでなく、一人の仲間としてどのような思いを抱いているのかに注目が集まります。
二度の不祥事を経験したTOKIOが、今度はどのような決断を下すのか、そして各メンバーの本当の心境がどのように表れるのか、引き続き注視していく必要があります。
ここまで読んでいただきましてありがとうございます。
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