治験の報酬や向き不向きについて疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか？
高額報酬で話題の治験ですが、実際どのくらいの収入が得られるのか、どんな人に向いているのか、気になるところです。
そこで今回は、治験の仕組みから報酬額、向いている人の特徴まで詳しくご紹介していきます。
【治験について】
・治験の仕組みと報酬相場
・参加するメリット・デメリット
・向いている人の特徴
・参加時の注意事項
治験とは？謝礼金がもらえる臨床試験の仕組み
では、まずは治験の基本的な仕組みについて紹介していきます。
治験は、新薬の承認を得るために必要不可欠な臨床試験です。
厚生労働省から「薬」として承認を受けるために実施される重要な過程であり、参加者には「負担軽減費」という形で謝礼金が支払われます。
治験の定義と目的について
治験は、新薬の候補となる物質を実際のヒトに使用して、その安全性や有効性を確認する臨床試験です。
製薬会社は治験の結果を基に厚生労働省へ申請を行い、承認を受けることで新薬として販売することができます。
治験に参加することで、医療の発展に貢献できる 大切な役割があるんですね
治験参加の流れについて、簡単にまとめてみました。
・募集情報のチェック
・説明会への参加
・事前検査(健康診断)
・合否判定
・治験参加
事前検査では採血などの 基本的な検査が行われます
治験の種類について
治験には大きく分けて2つのタイプがあります。
【通院タイプ】
定期的に医療機関へ通院して治験に参加 時間的な制約は入院より少なめ
【入院タイプ】
医療機関に一定期間入院して治験に参加 まとまった報酬が期待できる
治験の謝礼金はいくら？実際の金額を詳しく解説
治験の謝礼金について詳しくご紹介していきます。
参加形態や期間によって大きく異なりますので、それぞれの相場をまとめてみました。
通院タイプの治験の謝礼金相場について
通院タイプの治験では、1回の来院につき謝礼金が支払われます。
通院タイプの治験について、具体的な報酬例を一覧にまとめました。
・一般的な来院：7,000円〜10,000円
・大学病院での来院：5,000円〜7,000円
・スクリーニング（事前検査）：3,000円〜5,000円
・ワクチンの治験 期間：8週間（4回通院） 報酬：合計4万円
・糖尿病の治験 期間：1年1ヶ月（24回通院） 報酬：合計24万円
1回の来院で1万円前後の 報酬がもらえるんですね
長期の治験だと かなりの金額になりますね
入院タイプの治験の謝礼金相場について
入院タイプの治験は、拘束時間が長いため通院よりも高額な謝礼金が設定されています。
・1泊あたり：15,000円〜30,000円
・休日や特殊検査：追加報酬あり
・短期治験 期間：2泊3日×2回 報酬：合計10万円
・中期治験 期間：12泊13日 報酬：合計35万円
・長期治験 期間：22泊+13回通院 報酬：合計65万円
長期入院の治験は まとまった収入が期待できますね
謝礼金の支払い方法と時期について
治験の謝礼金の支払いについて、タイプ別にまとめてみました。
【謝礼金の支払い】
（入院タイプ）
・最終退院日に現金手渡し
・長期は分割払いの場合も
（通院タイプ）
・通院ごとの現金支払い
・翌月末の銀行振込
・事前検査の交通費
・当日現金支払い
（3,000円〜5,000円）
・合否関係なく支給
支払い方法は治験の内容によって 異なるので事前の確認が大切ですね
治験はどんな人に向いている？向き不向きをチェック
治験に参加を考えている方も多いと思いますが、実は明確な向き不向きがあります。
ここでは治験に向いている人の特徴についてご紹介していきます。
治験に向いている人の特徴について
治験に向いている人の特徴を3つのポイントに分けて紹介します。
・時間に余裕がある人
・ルールをしっかり守れる人
・健康な人(または特定の持病がある人)
具体的にどんな人が 当てはまるのか見ていきましょう
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
1.時間に余裕がある人
・学生 ・フリーター
・時短勤務の方
※決められた日時に確実に通院・入院できる方
2.ルールを守れる人
・規則正しい生活ができる
・指示された制限を守れる
・禁止事項を厳守できる
※治験では様々な制限があるため
3.健康な人、または特定の持病がある人
・健康な人向けの第1相試験
・特定の疾患を持つ人向けの第2・3相試験
※治験の種類によって参加条件が異なります
治験に向いていない人の特徴について
一方で、以下のような方は治験への参加を慎重に検討する必要があります。
・不規則な生活を送っている人
・制限された環境が苦手な人
・採血や注射に強い苦手意識がある人
・複数の持病がある人
・副業が禁止されている会社員
自分の生活スタイルや性格を よく考えて参加を決めたいですね
特に採血については、ほぼ毎日行われる治験もありますので、注射が苦手な方は要注意です。
治験の参加方法について
治験に参加するには、医師から勧められるか、病院や新聞、インターネットなどで募集を見つけて応募するなどの方法があります。
しかし、前者は普通に健康だったらなかなかそんな機会はありませんし
インターネットでは最近闇バイトなどが話題となっていてなかなか信頼できないような状況となっております。
そこでここでは安全に治験をすることができるおすすめサイトを紹介しちゃいますね。
治験のおすすめサイト ①CVS【クリニカル・ボランティア・サポート】
おすすめの治験サイト一つ目はこちらCVS【クリニカル・ボランティア・サポート】となります。
CVS【クリニカル・ボランティア・サポート】の特徴としてはこのようになります。
・全国の治験に対応
・謝礼金ももちろん有り
・健康な人・疾病のある方それぞれに対応
・サプリメント・健康食品の無料モニターも有り
このように全国各地での治験情報に精通しており、あらゆる条件に当てはまる治験を試すことが可能となっております。
もちろん参加費は無料なので気軽に参加することができますよ！
全国の治験情報満載！ 治験紹介【クリニカル・ボランティア・サポート】
治験のおすすめサイト ②V-NET
おすすめの治験サイト一つ目はこちらV-NETとなります。
特徴としてはこのような点が挙げられます
・全国の治験情報を網羅
・メール登録をすることでおすすめ治験情報をゲット！
・入院時にパソコンやゲーム機の持ち込みが可能
・大学生など学生の比率も高め
このように自分で探さなくても情報を送ってくれるのは嬉しいですね。
また、大学生など学生の参加割合が高く入院時にパソコンやゲームの持ち込み可能な点も魅力的となっております。
こちらも登録無料となっておりますのでお気軽に参加することができます。
治験の詳細はこちら
このようにそれぞれの治験サイトでも特色があってそこのサイトにしかない好条件のものもありますので複数サイト登録しておくのがおすすめですね。
最後に治験の謝礼金に関する税金について確認しておきましょう。
税金や確定申告について
治験の謝礼金に関する税務上の注意点をまとめました。
【税金の注意点】
・源泉徴収は行われない
・雑所得として確定申告が必要な場合あり
・収入が20万円超で確定申告必要
・扶養控除内での収入管理に要注意
【税金の注意点】 ・源泉徴収は行われない ・雑所得として確定申告が必要な場合あり ・収入が20万円超で確定申告必要 ・扶養控除内での収入管理に要注意
確定申告の要否は 収入額によって変わってきますね
詳しくはサイトのサポートに問合せするのもいいかもしれません
治験についてまとめ
ここまで治験について詳しく見てきました。
高額な謝礼金が魅力の治験ですが、自身の生活スタイルや健康状態をよく考えたうえで参加を検討することが大切です。
また、医療の発展に貢献できる貴重な機会でもありますので、ルールをしっかり守って参加することを心がけましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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