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映画「君達はどう生きるか」で主人公「眞人(まひと)」が自分の頭を石で傷つけたのは何故?

ゆめちゃんのわかりやすいトレンド情報!

今回ご紹介するのはこちらとなります。

宮崎駿監督の2023年最新ジブリ映画「君たちはどう生きるか」が公開となりました。

もう見られた方もいらっしゃるかと思います。(私も公開初日に2回見ました)

素敵な映像、これまでのジブリ作品を思い起こさせる作りに感動されたかたも多いかと思います。

しかし、それ以上に作品の内容に疑問が湧いている方も多いのではないでしょうか。

ここではその中のひとつである、作品中で主人公の眞人(まひと)が自分の頭を石で自ら血が流れるほどに傷つけてしまったのは何故なのかという事を考察してみようと思います。

私が感じたことををまとめましたのでご覧ください。

このブログを読んでわかる事

・「君達はどう生きるか」主人公「眞人」が頭を石で傷つけたのは何故なのか(考察)

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「君達はどう生きるか」の主人公が頭を石で傷つけたのは何故なのか

ジブリの新作映画「君たちはどう生きるか」において数々の考察の余地があるシーンがあると思います。

その中でもここでは主人公である眞人(まひと)が自分の頭を石で傷つけてしまうシーンについて考察してみようと思います。

まずは主人公眞人(まひと)がこのような行動に至った経緯についてみていこうと思います。

主人公「眞人」が頭を傷つけたときの経緯について

では、主人公「眞人(まひと)」がこのような行動に至った経緯についてご紹介していきます。

「君たちはどう生きるか」の作品中は第二次世界大戦真っただ中の時代であります。

戦争が始まって3年後に火事で母親を亡くし、4年後には父と東京を離れて疎開をし

その先で待っていたのは自分は望んでいなかった新しい母親に新しく生まれる弟妹。

そして新しい学校や家とめまぐるしいほどの環境の変化でありました。

そんな中新しく学校へ行く初日、父親にダットサンで学校まで送ってもらった眞人(まひと)

ダットサンとは

日産が開発した小型(750㏄)の四輪車
戦前には田舎のお金持ち、特にお医者さんなんかが往診に使ったりしていたそうです

当時車は金持ちの象徴ということでこれ見よがしに車で乗り付けた眞人に対してクラスメートたちはあまりいい印象を持ちませんでした。

帰宅途中にクラスメートに絡まれ喧嘩になった眞人。

その後ボロボロになった姿の道すがら手に取った石で自分のこめかみに傷をつけ大けがを負ったのでした。

以上が作品中で眞人(まひと)が自分の頭に傷を負った経緯だったのですが。

では次に眞人がなぜこのような行為に及んだのかについて考察してみよう思います。

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主人公「眞人」が頭を石で傷つけたのは何故なのか考察

このような経緯から自分の頭を傷つけるという行為に至った「眞人(まひと)」ですが。

何故こういう行動に出たのかを考察してみようと思います。

私が考える眞人が自分の頭を石で傷つけた理由はやはり「自分に振り向いて欲しい」「自分の気持ちを察して欲しい」という気持ちが強かったのだと考えます。

行為に至った経緯について先ほど説明しましたがまとめるとこのような感じとなります。

眞人が自分を傷つけるに至った理由の考察

・見知らぬ土地での孤独感
・受け入れられない新しい母親という存在
・生まれてくる弟(妹)に父母を取られてしまうかもしれない不安
・学校での孤立感

このように孤独を感じていたと思われる眞人。

自分に振り向いて欲しい、自分の気持ちを周りの人たちが考えて欲しい。

との思いからでた行動であったのではないでしょうか。

よく幼い子供が自分に注目を浴びせるために自分の頭を壁に打ち付けたり、暴れまわるのと行動原理は同じようなものかと考えます。

つまりこの時眞人は世界は自分を中心に動いていて、自分が望めば世界は変わってくれるんじゃないだろうかといういことを望んでいたのだと思われます。

正直自分でもどうしてこんなことをしてしまったのかと思っていたのかもしれません。

理屈ではない感情的な部分で起こしてしまった子供のかんしゃくのような行動であったのだと私は考えます。

この行動によって父が動いたことは学校に大量の寄付を送って今後の息子の立場をもっと良くしようとしたことでした。

ゆめちゃん
ゆめちゃん

300円寄付したって言ってましたが

2015年当時の公務員の給料が75円という時代ですから

どれだけ大金かわかりますよね

しかし、眞人が望んでいたことはそういう事ではなかったと思います。

母親がまだ生きていた時代、慣れ親しんだ東京という土地で暮らしていたその時代に戻りたいというのが願いであったのではないでしょうか。

しかし、この願いはどうあっても変えられない戻れないものであります。

本来であれば新しい環境になじんでいくために自ら行動を起こさなければならなかったのにそれに気づけなかった眞人。

しかし、それに気づかせてくれたのが母がメッセージを残してくれた1冊の本「君たちはどう生きるか」だったのではないでしょうか。

君達はどう生きるのの著書について

・1937年の吉野源三郎の小説
・主人公コペル君がこれまでの自己中心的な自分を反省し成長する物語

簡単にまとめますとこのような内容の小説であり、まさに今の眞人が読むべき内容の本であったのではないでしょうか。

これを母が自分の息子が年頃となった時に読んでもらいたいとメッセージを付けて遺していたのは

自分の息子がきっとこういうことで悩むに違いないと見越してのメッセージともとらえられますし、母の深い愛情を感じられるものであると私は思いました。

この著書を読むことで眞人は本当に大事なことについて気づいたのではないでしょうか。

それはクライマックスで大叔父から世界を作るのかもとにいた世界に帰るのかと選択をゆだねられた時の答えにも表れておりました。

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何故主人公眞人は元の世界に帰る事を選択したのか

何故「君達はどう生きる」の主人公「眞人」は大叔父からの選択肢のうち「もとにいる世界に帰る」ことを選んだのか。

「世界を作り上げる」という選択とはつまりは眞人が石を自分の頭で傷つけた時に眞人がまさに思い描いていたことであります。

母が生きていた時代に戻りたい。

そんな世界を作り上げることが眞人の理想でありました。

つまり「君たちはどう生きるか」の本を読む前の眞人であれば世界を作る事を選んだのだと私は考えます。

しかし、世界は自分を中心には回っていない、自分が世界に順応していくのだということに気づいた眞人。

眞人の成長は「自分は頭に傷をつけた、だから世界を作ることはできない」という言葉に表れていると思います。

自分の身勝手な思い。

自分が世界を作る(まわりが世界を自分の望むものに変えてくれることを願っていた)という想いから自身の頭に傷をつけてしまった眞人。

しかし、その考えは間違っていた、だから自分に世界は作る事が出来ない。

自分は元いた世界に帰ってありのままの世界を受け入れるということにつながるのだと私は考えます。

つまりは、眞人が自身の頭を石で傷つけたのは、眞人が未熟だったことからの行動であり

眞人が元の世界へ帰ることを選んだことは眞人の成長を感じさせられることであると私は考えますがいかがでしょうか。

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「眞人(まひと)」が自分の頭を石で傷つけたのことについてのまとめ

ここまでジブリの新作映画「君達はどう生きる」の中で主人公の眞人(まひと)が何故自分の頭を傷つけたのかということについて考察してきました。

まとめますとこのようになります。

眞人が何故自分の頭を傷つけたのかまとめ

【眞人が自分の頭を傷つける事となった経緯】
・戦争中に母親を亡くす
・戦争が激化し、東京から疎開
・そこで待っていたのは新たな母親と生まれてくる弟(妹)
・新しい家・学校・人間関係

【眞人が自分の頭を傷つけた理由(考察)】
・孤独を感じていて自分に注目してほしかったから
・自分の望むものに世界を変えたかったから
・精神的な未熟さゆえの行動


【眞人の成長について】
・成長するきっかけは「君達はどう生きる」を読んだことから
・自分を中心に世界が回っているのではなく自分が世界に順応することを学んだ
・世界を作るか元の世界に帰るかの選択肢で元の世界に帰ることを選んだ

このように自らの未熟さから自身の頭を傷つけてしまった眞人でしたが、その傷は自分を戒める証となったのではないでしょうか。

世界を作るのではなく元々ある世界で新しい友達を見つけると宣言したその姿からは。

自分が拒絶していた元の世界に自ら順応していくという決意を感じられますし

今作「君達はどう生きる」で宮崎駿監督の伝えたかったことなのだと思います。

他にも色々と考察の余地がある作品である「君達はどう生きる」ですが、あなたはどう考えたでしょうか?

皆さんそれぞれに考えがあると思います。

みんなでそんなことを話題に盛り上がりたいですねー!

ここまで読んでいただきましてありがとうございます。

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